2026年2月8日 ・ 野鳥篇

オオルリのさえずり

山で出会える鳥の中に、「音だけで記憶に残る存在」がいます。 それがオオルリ。 登りの呼吸が整い始めたころ、谷から吹き上げる風に乗って透明なさえずりが届く。 人の少ない登山道ほど、その声はよく響きます。 鮮烈な青い羽を持ちながら、姿を見せることは多くありません。 だからこそ出会えた瞬間は、山から贈られた小さなご褒美。 オオルリの声を聞いた山行は、不思議と長く記憶に残ります。