登山口の無料駐車場は朝から結構賑わっていた。
スキー・スノボーを担いだ人たちがぞくぞくと出発していく。
天気は快晴。
いい登山日和になりそう。
駐車場を出発し、橋を渡って登山口へ向かう。
松手山を経由して平標へ向かうコースを使う。
登山口からはまず樹林帯を登る。
雪に足がズボズボと埋まって歩きづらい。
とりあえずランドマークの鉄塔を目指して進む。
時々登山道をはずしてしまうが、関係なく最短距離で進む。
1時間程登り後ろを振り返ると、いい感じの展望になっている。
展望がどんどん良くなってゆくので、
次第と登る足も力強くなっていく。
早く360度の展望を拝みたい。
体も温まってきて、
軽快に登り出した頃には背後の展望が抜群になっていた。
景色に見とれてここで休憩する事にする。
背後の景色がどんどん良くなっていく。
太陽の日差も強くなってきて汗がだらだら。
上着を脱ぐために止まったのに
景色が良すぎてそのまま小休止。
そんな感じの休憩を何回もとるので、
まったく進まない。
後続の方々にどんどん抜かれていく。
まあ景色がいいので全く問題ないですが。
やっと鉄塔が見えてきた。
人工物だけど、なんだか迫力がある。
鉄塔についていた霧氷がパラパラと音を立てて落ちてきて、
それがきらきらと太陽に反射してかなりきれいだ。
霧氷が落ちる音と光景に癒されまたまた休憩。
鉄塔を過ぎると左手に霧氷の花を咲かせた木々が出てくる。
かなりオツで、ここ数年花見らしき事をしていなかったので霧氷の花見をやる事にする。
またまた小休止。全然進まない。
霧氷の花見を後にし、また登り始める。
ついつい後ろを振り返ると、相変わらず景色がよろしい。
登っては後ろを振り返り、その景色に見とれる。
そんな感じで本当にだらだらと登る。
だらだらと登っていたら眼前に平標山のたなめらかな稜線が見えてくる。
前方の展望が一気に開け感動。
頂上へ向けてやる気が出てくる。
松手山ピークに到着。
前を見ても、後ろを見ても雪の大自然パノラマ。
ピークの看板は雪の下。
展望は抜群、ここで一服。
名残惜しい松手山のピークを後にする。
松手山を過ぎると前後左右すべての展望が格別に良くなる。
カメラのシャッターを何回も切る、後ろ向きで登って動画を撮ってみる。
悪ノリしながら360度の素晴らしい景色を堪能しつつ、
登っては止まり、ゆっくりゆっくり登る。
急登も終わり緩やかな道になると、登山道の雪は溶けていて、
歩きにくいので、アイゼンを脱ぐ。
稜線をしばらく進むと風が出てきて、登山道の雪もまた増えたきた。
少し寒く感じたので上着を着る。
平標ピーク到着。
景色を確認してすぐに仙ノ倉へ向かう。
平標直下の気持ちのいいベンチで昼食を取る。
誰もいない特等席で景色を楽しみながらの昼食は贅沢。
お昼を過ぎ、雪の状態も悪くなっている感じで、
雪足を取られて中々進まない。
だけど景色はいい。
踏み抜きに苦戦しつつ、仙ノ倉へあとチョット。
最後の階段はよく日が当たるので雪は溶けていた。
頂上に到着。
風も穏やかで、居心地がいい。
360度の山・谷・山。
仙ノ倉頂上をたっぷり楽しむと、
時間は14:00を過ぎていた。
太陽も西へ傾きはじめて、日差しが柔らかくなってくる。
下山開始。
平標ピークに戻るとスキー&スノーボーダーの方々が
丁度ピークに着いたところで、15:00過ぎにしては賑やかだった。
下山は平標山ノ家を経由。
平標山ノ家は無人だったが、テラスが除雪されていたので、
そこで夕日を楽しい見ながらコーヒーブレイクと行きたかったが、
赤く焼けるにはまだまだ時間が早かった。
真っ暗になった19:00過ぎに駐車場へ戻ってきた。
なんだかんだと休憩を取りまくったグダグダ山行だけど、
その分景色や山歩きを存分に楽しめたはず。
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