“BOOK OF THE YEAR 2012” of a book and a comic informational magazine “da Vinci” was announced this year also.
It is the book ranking of the end-of-the-year usual practice with which this lover 4625 person voice, such as the da Vinci reader, a bookstore member, and a man of the pen, was got blocked in “the book which was the most substantial this year.”

今年も残すところ一ヶ月を切って、流行語大賞や、「今年流行った～」系のコンテンツが
見受けられるようになってきた。

小説は、ここ数年に関しては毎年１００冊は読んでいるので、
各種文学賞やランキングは気になる。

今日も本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR 2012」が
今年も発表されていたので、フムフムという感じで見てみる。

このランキングの中で読んだ作品は、【1位】『空飛ぶ広報室』、【3位】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、【5位】『楽園のカンヴァス』、7位『ソロモンの偽証』（全3巻）（以外に読めてないな～）。

“今年最も読み応えがあった本”というランキングなので、
上位２作品が有川浩さんなのは納得。
というのも、この人の文章は心理面の描写、心の声とか思考を文章にしたときに
そのリズムが自分が本を読んでいる時の思考のテンポととても合っていて
読んでいると何だか気持ち良くなってくる。
それが個人的には読みごたえがあると感じる。
同じ感覚を読んでいて持つのは伊坂幸太郎さん。
その伊坂さんの作品がひとつもないのはなんとなくさみしいんだけど、
今年出したものではそんなにインパクトがなかったからかな～残念。
でもつい最近読んだ「残り全部バケーション」は
おしゃれな終わり方がちょっと不満だったけど、面白かった。

【3位】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は感想としては物足りなかった。
なんか、ストーリーがあまり好みではなかったのが理由だろうか、
読後感に何も残らなかったというのを覚えている。

【5位】『楽園のカンヴァス』はこれは個人的にベスト５に入る作品だと思う。
美術館の運営や、展覧会って開催するのはどんなメリットがあるのとか、
学芸員の仕事とはとか、本当に面白かった。
ストーリー自体もすごく良かったし、アンリルソーについて知る事が出来たのは
もう人生の財産になったって思ったりしている。
期待以上の面白さですごく印象に残った本。

【7位】『ソロモンの偽証』（全3巻）はボリュームがあって読み応えがあった。
第三部は発売日に買って１日で読んでしまったくらい楽しませてもらった作品。
3部の鍵を握る生徒が告白する場面は、もろに自分の琴線で感動したなぁ・・。

個人的にベストは【5位】『楽園のカンヴァス』かなぁって思うけど、
まずは他の作品も見てみないといけないな。。。

まぁぼちぼち読むとして、
来年は近藤史江さんに白石誓の続編を出して頂きたい！！！