赤岳、蓼科、丹沢、雲取山などなど、金環日食をどこで見ようかなと、
色々うれしい悩みをしていて、結局近場である奥多摩・雲取山へ。
日曜の早朝4:00に出発。
2時間程で登山口近くの駐車場(小袖乗越)に到着。駐車場は7割くらい埋まっている。
天気は晴れ時々くもりというところで、気温は歩くと汗ばむ。
登山口から良く整備された道を行く。
新緑が本当に綺麗で、風が吹くとさらさらと葉っぱの清々しい音が聞こえる。
登って行く人と、下山する人たちが半々くらい。
やはり明日の日食を見ようとする人たちが多いのかなぁと思って歩く。
途中ぽつぽつと、山桜が咲いている。
緑が本当に健やか。歩いているだけで健康になる。
雲取山荘まで行く予定だったけど、
かなり疲れたし下山は鴨沢なので、奥多摩小屋でテン泊する事に。
明日の快晴を祈って19時過ぎには就寝。
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翌朝、2時に起床。
すぐにテントを出て空を見上げると星が見えている。
これはと期待をして、3時には出発。
1時間弱歩いて、雲取の避難小屋へ。
空はだんだん明るくなってきた。
ご来光は良く見えなかったけど、太陽は雲を超えて日差しが強くなってきた。
雲は多少あるが、快晴と言っていい景色。
避難小屋直下の芝生の所で日食の観測・撮影をすることに。
トイレへ行って、戻ってくると丁度太陽が欠け始めていた。
カメラのライブビューと、日食メガネを駆使しながら、イベントを楽しむ。いやぁ、ホント楽しかった。
カメラはインターバル撮影をしていたのだけど、
太陽の位置に合わせて、レンズの位置を調整したりと、結構バタバタしていた。
だんだんと食が進行していくと、辺りが少し暗くなってきた。
それと同時に気温がガクンと下がり(体感的に3度くらい?)、ぶるぶると寒さで体が震えてきた。
おおぉ!これは金環の直前の現象か~。っとなんだか納得していると、
雲が急激に流れてきて、だんだんと太陽を隠してしまう。。。
あぁ、こりゃ丁度いい時みれないかな~って考えてた時に、
肉眼で日食が見れるではないですか!
すかさず、サブのカメラで撮影。
太陽が雲から出る時もあったので、メインでも撮影できた。
金環の瞬間はみなさん大盛り上がりで、当然自分も興奮していた。
天体になんて全く興味が無かったけれど、こういう特別なイベントに便乗するとやっぱり楽しい。
最後まで粘って粘ろうとしたけど、あと3分の1くらいの所で、雲に隠れて
撮影が困難に。まぁ、無理してカメラがアレになるのもアレなので、ここで終了とする。
天気がよく、緑と光にあふれた登山道を気持ちよく下山した。
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