前日はぐっすり眠れ、ご来光を期待して早々に起床。
しかし、天気は曇りで、全く何も見えなかった。
気を取り直して、昨年夏以来の、牛首越えにチャレンジする為に用意をする。
今回の山行の目的は、残雪期の唐松山荘から五竜山荘までの、岩場を歩くということもあった。
朝の山小屋は総じて賑やか。こんな感じの風景が結構好きなんです。
準備万端で、いざ出発。・・・するも、本格的な岩場に入る前に雪がなくなり、
早速アイゼンを外す。
岩場に入り、慎重にバランスを崩さないように進む。
冬のテント泊を詰めた荷物はとにかく重い。
本当に油断禁物。
バランスを崩せば、一気に滑落して、ただでは済まない事になるので、慎重に慎重を重ねる。
幸い、鎖は全て露出していて、本当にありがたく使わせて頂きました。
30分程で、最初の核心部を通過。
剣を遠くに見ながら、気持ちを休める。
風があまり当たらない所では、結構雪が残っていた。
天気は曇りだったけど、気温は高かったので、雪質はズボズボ沈む感じ。
4時間弱で五竜山荘に到着。
とにかく甘いジュースが飲みたくなり、山荘に駆け込んでコーラを飲む。
1時間くらい休みつつ、テントの設営も済ませて、頂上へ向かう。
12時くらいにスタートしたけど、結構降りてくる人が多くて、
山頂には人は少なそう。
そんな事を考えながら出発。
天気は回復傾向。
だんだんと日差しも戻りつつあり、それに伴って気温が上昇。
すぐにアウターを一枚脱ぐ。暑さで少しバテ気味。
頂上へはトレース明僚、ステップもしっかりあり、すごく歩きやすい。
時間を見ても、良いペース。先行するパーティーはいないので、頂上は貸し切りだ。
最後の登り。
頂上に到着。
天気はまだ完全に回復していなくて、雲が多かったけど、周辺の山々は一望できた。
風が全く無く、驚くほど暖かかった。
40分程堪能して下山開始。
頂上直下は斜度も急で、高度感もたっぷり。
慎重に下る。
雷鳥も見かけた。近づいても全然動きません。
テントへ戻り、すごーくまったりとしていると、天気予報通り、日が戻ってきた。
お決まりのカップヌードルを食べながら、日が沈むドラマチックな瞬間を待つ。
やっぱりシーフードヌードルは最高だ。
良い感じで焼けてくる。
山荘も夕日を浴びて綺麗です。
雲がだんだんと西側からやってくる。
最終的に夕日は雲に沈む。
満足な夕日を見て、就寝。
翌日はご来光を見て下山予定だ。
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