今シーズンすでに3度敗退している唐松岳。
頂上からの絶景を拝みたいという気持ちは燃え尽きず、今シーズン4度目の挑戦。
1つの山にこれだけハマったのは初めてで、なんだかすごく嬉しい。
通いなれた八方無料第三駐車場に深夜に到着。
翌朝車から降りて空をみると曇っている。。
ヤマテンの予報だと晴れるはずだったのに・・。
なかなかテンションあがらず、それでも天気は確実に回復すると見立て出発。
今日はリフトの始発の列に並ぶ。
前回と違って早めの行動をこころがける。
空は相変わらず曇っているが、リフト乗り場の今朝の日の出のモニターを見るとびっくり、
上部は驚くほど晴れていて、下界は雲海が広がって見えている。
リフトを乗り継いで、2本目のリフトの中間地点で、予想通り雲を抜ける。
背後は一面の雲海。これだけでご飯3杯は軽い。
最後の八方池山荘へのリフトがまだ動いていなかったので、
しばし景色を楽しむ。
八方池山荘には8時半少し前に着いた。
前回、横着してワカンを履かなくて苦戦したので、
ワカンをしっかりと装着。
五竜と鹿島槍の絶景を楽しみながら登る。
雪もしまっていて、ワカンもいらないくらい。
ペースも過去3回よりも30~1時間くらい速い。
八方池に着いた時には、「今日は行ける」という自信がしっかりと感じられた。
さらに、念願の白馬三山も完璧に見えた。
最初は先頭を歩いていたけれど、スキーを履いたBCの方々にどんどん抜かれる。
気付けば、10人くらい先行されている。
丸山も快調に過ぎて、唐松岳がいよいよ近くなる。
これはテンションあがる。
五竜も凄まじく近い・・。
前回撤退した所を過ぎる。
主稜線は目前、どんな景色が・・・と本当にどきどきしていた。
唐松山荘の上部に出た。
剣・立山がズドンと姿を現す。
予想通りの壮大な景色に感激。
休憩を取って、アイゼンを装着し、いよいよ頂上へ。
20分程で頂上へ。
ただただ景色に感動。風もなく、ここで昼飯を食べる贅沢。
頂上から剣・立山。
五竜岳。
夢にまで見ていた光景に、あきらめずに何度も通った甲斐があったな~っと浸る。
僕がいた間は、頂上は3人。
風は強くなくとも、だんだん寒くなってきたので、ゆっくりと下山開始。
下山も時間をかけて、じっくり唐松を味わいながら降りる。
気分がよかったので、ゴンドラ・リフトは使わずゲレンデを歩いて、駐車場へ戻る。
今度はGWに唐松~五竜を縦走してみようと心に決める。
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