権現岳は八ヶ岳で最後に残った未登の山だった。
先日登った編笠山・西岳から見た感じは、「険しそう」という印象だった。
その時同時に、雪の時期に登ったら、赤岳が綺麗に見えそうだなーっと漠然と思っていて、
積雪や天気といった諸々のタイミングがうまく合わさって登りに行くことができた。
前日の土曜夜の10時に出発して、コンビニに寄ったりしたものの、登山口に付いたのは1時過ぎ。
外はちらちらと小雪がまっていて、皆既月食もすごくきれいに見えた。
——–
翌朝5時に起床。
支度を済ませて6時40分に冬季ゲート前から出発。
冬は天女山駐車場への道はゲートで閉ざされている。
ゲート過ぎるとすぐに天女山登山口への道。
暗いと見逃してしまいそう。
良く整備された林道を20分程進むと、開けた場所に出る。
ここが天女山のピーク。
山頂を過ぎると、天女山駐車場。
もちろん車は1台もない。
駐車場を過ぎて、また普通の登山道を歩く。
空気が澄んでいて遠くまで見渡せる。
少し疲れてきたところで、天の河原分岐に到着。
目指す三ツ頭が見えてくる。
まだ権現岳は見えない。
ここから少し風が強くなってくる。
だけど、樹林帯を歩く分には少し暑い。
だんだんと斜度がきつくなってくる。
ほんとに辛くなってきました。
この看板の所で、アイゼンを装着。
前三ツ頭まで、まだある。。。
あと少し。。
ようやく前三ツ頭到着。
ここから三ツ頭まで、まだまだ。。
風が猛烈に吹いてきたので、ゴーグルを装着。
疲れているけど、頑張って登りだす。
たまに突風が吹いて、木に積もった雪を吹き飛ばす。
あれは、編笠と西岳です。
ようやく、ようやく三ツ頭に到着。
かなりへとへと。
ここから南八ヶ岳の展望が一気に開ける。
いや~これは素晴らしい。八ヶ岳の展望のベスト3に入るのでは!
もう、ここまででもいいんじゃないかって一瞬考えてしまったが、
気を取り直して権現アタックへ出発。
だんだん近づくにつれて、頂上の尖った感じが際立つ。
頂上付近。もっと雪が積もったら雪崩そう。。。
なんとか頂上へ到着。
少しガスがかかっていた。
頂上から編笠山。何気にこの山が結構お気に入り。
木々の感じも、もっと雪が積もっていい感じに。
頂上を後にして、下山を開始。
富士山を眺めながら下山。
足がだいぶ疲れていたので、休み休み。
そのせいかかなり余分な時間がかかっている。
ちょっと後を振り返ってみる。
日が傾いてきて、影の感じがカッコいい。。。
天の河原くらいまで下ると、空はオレンジ色に。
駐車場に戻ったのは17時過ぎ。
真っ暗でヘッデンを付けて帰り支度をする。
個人的には先週の赤岳よりも疲れた感じ。
だけどその分展望が始めの方から良いので、満足感は高かった。
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